女子大生の心の中

18さいの心の中

努力ができない

USJに行った。

 

 

キャストにチヤホヤされたくて、Amazonで激安ローブを買って。

17000円の本物に比べるとどうも見劣りしてしまうから、並ばないように端を歩いた。

 

一緒に行った友達はどうも様になっていた。

対して鏡に映った自分、ブスのコスプレ。

 

 

なんの差か?

 

足の太さだ。

 

 

生脚をさらけだしたその子の肌色はスリザリンのローブがよく似合っている。

 

ハリーポッターのアトラクションに乗った時、隣に座ったその子の生足にしか目がいかなかった。

毛穴の一本もない、細い足。

 

羨ましい。

 

YouTubeに転がるダイエット動画はどれも3日も続かなかった。

食べたいだけ食べ運動から逃げて生きてきた私の見にくい脚。皮膚はアトピーで炎症を起こし、生まれつき毛深い。醜い。

 

私だって最近流行りの韓国アイドルよろしく生足をさらけ出したい。

 

努力しない限りどうにもならないことが、この世には幾万とある。

 

努力。

 

できない。